風の色
「風の色」は「新豊洲さくら広場」の大型展示作品として、植樹エリアの防風フェンスに施された全長約30メートルの巨大アートです。アーティストの曽谷朝絵さんは、新豊洲のまちづくりが進むに連れて、この場所で沢山の人々の間を吹き抜ける風が、様々に変化していくイメージをヴィヴィッドな色で表現しています。
「初めてこの場所に来た時、都会ではあまり見ることがない広大な原っぱに風が吹き抜けていた。その時はそこには風の音しかしなかったけれど、きっとこの先、ここを吹く風は多くの人の笑い声や足音の中を吹き抜けるんだろうと思った。その音はきっとその時々で変化する、様々な色を発しているだろう。この色の中を吹き抜ける風に乗って、どこまでも飛んでいきたくなるような、自分の身体を思い切り使って走り回りたくなるような、そんなアートを創りたいと思った。」(曽谷朝絵)
曽谷朝絵プロフィール
2006年「東京藝術大学大学院博士後期課程美術研究科」にて博士号取得。絵画とインスタレーションの両面で制作を続けている。光と色彩に満ちあふれた作品はダイナミックで現代的な感覚を持ち、観る者の視覚を越えて身体感覚を呼び起こす。2001年「昭和シェル石油現代美術賞」グランプリ、2002年「VOCA展2002」VOCA賞(グランプリ)、2013年「横浜文化賞文化・芸術奨励賞」、「神奈川文化未来賞」他、受賞多数。
平成25年度 新進芸術家海外研修員としてNYのISCPにて滞在制作。
作家ウェブサイト http://www.morning-picture.com
住所 | 〒135-0061 東京都江東区豊洲6丁目 |
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電話番号 | |
URL | http://sportxart.jp/ |