東京都中央卸売市場 豊洲市場
中央卸売市場とは、卸売市場法に基づき、国が認可・監督し、地方公共団体が開設するものをいい、東京には全部で11カ所の中央卸売市場があります。2018年10月に築地から移転した豊洲市場は、そのうちの一つで、日本一大きい市場であることは言うまでもなく、世界でも最大規模の公設市場です。
豊洲市場は敷地面積407,000m²、延床面積517,000m²の大きさで、青果棟がある5街区、水産仲卸棟がある6街区、水産卸棟と管理等がある7街区の3つの街区に分かれています。
またそれぞれの街区には関連飲食と呼ばれる飲食店エリアがあり、本来は市場で働く人のための飲食店街にも関わらず、寿司店を中心に観光客が長蛇の列を作る、大人気スポットとなっています。また6街区には、「魚河岸横丁」という関連物販エリアもあります。