新豊洲の森
2014年に整備された「新豊洲の森」は、苗木から自然の緑を育てるための場所で、木々を苗木や幼木から育てることで、周辺の環境に順応させることを目指しています。理想の風景は、この土地に最初からあったような緑です。
そのために東京湾周辺の自然植林を参考に4つの樹林タイプを設定しました。耐潮性が高く海岸の風景を作ってくれる「クロマツ林」。大木が緑の木陰を作りつつも暗すぎず、ボリュームを感じさせる「木登りの森」。花が咲く木や紅葉する種類の木などを組み合わせた雑木林の「明るい森」。そして木登りの森の樹木密度を高めて、複層林を形成する「鎮守の森」です。
この「新豊洲の森」では、樹木や植物の育成状況、また外部から飛来する可能性が高い鳥類や蝶などの生息状況などを定期的に観測しています。