2018年11月4日に、東京都が整備を進めている環状2号線(正式名:東京都市計画道路幹線街路環状第2号線)のうち、豊洲から築地までの約2.8キロメートルの区間が暫定的に開通しました。
この暫定開通で臨海部と都心部のアクセスが飛躍的に向上し、交通渋滞の緩和や、豊洲をはじめとする湾岸地区における災害時の避難ルートの多重化による防災性の向上なども図られることになりました。
なお環状第2号線は2020 年に東京で開催されるオリンピック・パラリンピック競技大会において、晴海の選手村と競技会場等を結ぶ重要な道路にも位置付けられています。
2022年には、現在片側1車線の暫定迂回路になっている旧築地市場エリアに片側2車線の本来の地下ルートが開通し、環状第2号線は江東区有明を起点として、中央区、港区などを経て千代田区神田佐久間町を終点とする全長約14kmの本格的全線開通となる予定です。