東京都江東区は、豊洲ふ頭(新豊洲エリア)内の水際に連なる複数の公園の整備を進めており、これらの公園が予定通り平成29年4月にすべて開園すると、ふ頭の周囲全部が水際公園として繋がることになります。
区では、これらの公園を民間事業者と連携して管理運営することで、効率的な維持管理とともに、民間事業の実施による魅力ある公園の実現を目指し、管理運営事業者の選定が来年度以降に公募される予定です。その公募に先駆け、このたび公園内でどのような事業の実施が可能であるかを検討するため、民間事業者から広く実施可能な事業アイデアや、それに必要な規制緩和などの意見を収集するために民間提案募集が公示されました。
該当する公園は、既に開園している豊洲公園、豊洲六丁目公園、豊洲六丁目第二公園を含め、豊洲市場開場(平成28年11月予定)と同時期に開園予定で整備中であるふ頭外周の水際緑地、さらに平成29年4月に整備完了が予定されるふ頭先端部豊洲4号公園(仮称)で、総面積は約20ヘクタール。提案の受付は12月7日から11日までの期間で、法人のみが応募可能で個人の提案は受け付けないとのことです。
来年度の民間事業者の選定においては、区では事業者の事業実施収益を公園管理費用に還元し費用を圧縮すると同時に、魅力ある公園となることを期待していますが、今回のアイデア公募では収益性のあるなしにかかわらない応募事業者の自由な発想を求めています。
公募の詳細は、下記江東区HPで見ることができます。
※ 豊洲ふ頭内公園等管理運営事業における民間提案の募集について(江東区)
https://www.city.koto.lg.jp/topics/2117/topics-ppp.html