ミチノテラス豊洲で街びらきイベント
豊洲場外マルシェpresents
ゆりかもめ・市場前駅直結のオフィスビル「メブクス豊洲」と都市型リゾートホテルの「ラビスタ東京ベイ」からなる複合施設ミチノテラス豊洲が、今年4月にグランドオープニングを迎えました。このオープンを記念して、ミチノテラス豊洲の街びらきとなるイベント、「豊洲場外マルシェpresents TOYOSU LOCAL FOOD JOURNEY」が開催されました。
このイベントは、ミチノテラス豊洲で定期開催が予定されている「豊洲場外マルシェ」の拡大版として実施されたものです。
豊洲場外マルシェは、日本初の”都市型道の駅”「豊洲MiCHiの駅」を含むミチノテラス豊洲を拠点とし、にぎわい創出・地域連携・スマートシティ実現を目的とするプロジェクトの中心となる企画で、このマルシェを定期開催することにより、「食を通じた地域との連携=Glocal Station」というコンセプトを隣接する豊洲市場や地方産地と連携しながら進めていくことになっています。
今回のマルシェでは豊洲市場の仲卸が出店。日本各地から豊洲市場に集まった新鮮な鮮魚や青果を販売しました。水産では、マグロ、塩干の専門店がマグロや干物だけではなく、ウニやカニなど様々な海産物を冷蔵ケースに並べて販売、また青果関連も、市場から3社、その他の青果販売も2社が出店しました。またチーズやパン、日本酒などの専門業者などのブースもあり、豊洲エリアで初めての定期開催マルシェに期待を膨らませたたくさんの来場者で賑わいました。
「食を通じた地域との連携」というコンセプトの通り、北海道苫小牧市、島根県浜田市など産地からの直接出店もあり、それぞれ自慢の海産物やそれらを使用した加工品の販売を行いました。また山形県新庄市、愛媛県大洲市、北海道上士幌町からは、それぞれの地域の特徴を活かした工芸品製作体験のワークショップが開かれ、家族連れの人気を博していました。
「豊洲場外マルシェ」では、今後も日本の食を支える地域との連携をマルシェ出店だけでなく、ワークショップや郷土芸能パフォーマンスなど、様々な形で企画していく予定です。
ミチノテラス豊洲のオフィス「メブクス豊洲」と、ホテル「ラビスタ東京ベイ」を繋ぐデッキ広場には4台のフードトラックが出店し、それぞれ自慢の料理を来場者に販売しました。
このデッキ広場には、年間を通じてフードトラックが出店できるように、1階の車寄せから2階デッキに車を上げるための車両専用エレベーターが設置されています。
こうしたフードトラックなどモビリティの通年出店は、ミチノテラス豊洲利用者の食事需要を満たすだけでなく、地震や台風などの災害時には即座に炊き出しなどの被災者支援に転換できるように考えられています。
ミチノテラス豊洲の街びらきに合わせて、「ラビスタ東京ベイ」前の晴海運河には、小型・中型船舶用の浮桟橋が設置され、今回のイベントでは体験クルーズが実施されました。この桟橋には今後、ミチノテラス豊洲と連携した東京湾クルーズや定期航路の設置などが検討されています。
またオフィス棟のメブクス豊洲エントランスホールでは、自動運転車両の乗車体験会も開催されました。