TOYOSU会議

各界の若手有識者が新豊洲のまちづくりを自由に語り合う

第4回TOYOSU会議
第4回TOYOSU会議

第4回TOYOSU会議 為末大インタビュー

Q:改めてTOYOSU会議とは?

為末:
2020年に向けての動いているものは多いですが、2020年以降にどういった社会を作っていけるかという想定は少ないと感じています。2020年以降の社会について考える事を一番大事に考えた議論です。

Q:全4回TOYOSU会議を行って、やってよかったことはなんですか?

為末:
パラリンピアンの現状がわかって良かったです!一般競技場にちょっとした段差があるだけで競技が難しいという事実や、車いすの置き場などがもっと必要だということを知ることができました。現状パラリンピアンに対応している施設がないので、「SPORT×ART Running Stadium構想」はパラリンピアンにも使いやすい設計にしたいですね!

Q:これからの課題はなんですか?

為末:
現実的にどうやってこの構想を実現していくかですかね。幸いに構想が実現できそうな土地は確保できそうなものの、建設費や運営費など現実的な問題があります。あとは、パラリンピアンの強化と、オリンピアンの強化が全く別で動いていることです。オリンピアンとパラリンピアンが一緒に練習できる施設が必要だと思います。

Q:色々なスポーツがある中で、「ランニング」という競技を選んだ理由をお教えください。

為末:
「ランニング」というスポーツにすれば、どんなスポーツでも入っていけると思います。「走る」という行為は、どんなスポーツにも汎用性があると思います。また、ランニングは最も競技人口が多く、トップアスリートやオリンピアンに何かをするのではなく、全ての人のスポーツと考えた時に「ランニング」に行き着いたという結論になります。
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